日本ハムが今秋ドラフトで、球団初の道産子1位指名の可能性が浮上した。

上位候補としてリストアップしているのは、最速154キロ右腕で鹿部町出身の苫小牧駒大・伊藤大海投手(3年=駒大苫小牧)だ。昨年末には侍ジャパン大学代表候補にも選出された逸材で、吉村GMは「素晴らしい。一般論だが、現状の能力からして十分、1位指名されることは考えられる」と評価している。

伊藤の他にも1位入札候補として、吉村GMは「野手もあると思う。大卒三塁手とか高卒外野手とか。まだ決まっていないけど、難しい選択になる」とも話した。大卒三塁手は「糸井2世」こと近大・佐藤輝明内野手(3年=仁川学院)とみられる。高卒外野手は東海大相模・西川僚祐外野手(2年)ら逸材が多くそろっている。道産子の伊藤を含めて最後まで動向を見極めることになりそうだ。