西武炭谷銀仁朗捕手(27)が今週中にも国内フリーエージェント(FA)権を取得することが11日、分かった。ルーキーイヤーの06年から1軍に定着し9年目。中日谷繁兼任監督以来となる17年ぶりに高卒新人捕手として開幕1軍入りし、同新人捕手として谷本以来51年ぶりに開幕スタメンマスクも務めた。FA権については「何も考えていない。今はシーズンに集中して、1つでも上の順位を目指している」と、シーズン中は去就について封印する。仮に権利行使となれば実績、年齢などもあり複数球団が興味を示すことは必至。ただ、正捕手としてチームを最優先しており、シーズン中は周囲の雑音を遮り、勝利だけに集中する。3位日本ハムまで4ゲーム差の5位から巻き返すことが最優先事項になる。