話題のダイオウイカを展示している特別展「深海」（日本科学博物館）で、ゆる～く話題になっているのが、ダイオウイカの実寸大ぬいぐるみだ。全長６メートルという存在感と、２０万円というお値段で「誰が買うのか」と来場者を和ませている。

　ダイオウイカのぬいぐるみは９種類あるが、棚の最上段にデーンと横たわる「実寸大」は注目度満点。「すごーい」と近寄る来場者たちは、値札の「２０００００円」を見てほとんどがクスクス。受注生産のためこの価格になってしまうようだが、今やグッズ売り場の目玉的存在で、ゆるく人気になっている。

　広報事務局によると、７月１６日現在まだ売れていないが、２番目に大きい３メートル４８センチのバージョン（３万１５００円）は初日１０分で売れたというから、需要はある、のかも…。

　同展のグッズ売り場は、ぬいぐるみのほか、文具、菓子類などアイテム数４８４種という充実ぶり。ダイオウイカのフレームがデザインされたプリントシール機も人気だ。１０月６日まで。