俳優佐々木蔵之介(48)と関ジャニ∞の横山裕(35)のダブル主演映画「破門 ふたりのヤクビョーガミ」(来年1月28日公開)の完成披露舞台あいさつが28日、大阪市内で行われ、小林聖太郎監督(45)と原作の直木賞作家、黒川博行氏(67)が出席した。

 脚本も手がけた小林監督は「どこを削るかが苦しかった。佐々木蔵之介のあまり見られない一面が見られるのでは」とニヤリ。大阪が舞台で、出演者には関西出身が多く「大阪弁」も見所の1つ。小林監督は「橋本マナミさんだけ山形出身で、(大阪弁を聞き分ける)耳を持っているかどうか、事前に会わせてもらった。相当練習してもらった」と明かした。

 黒川氏は「この映画がヒットしても原作者には1銭も入らない。でも、大ヒットすれば次(の小説)も映画化される。たくさん見てもらうようにお願いします」とねだっていた。