「チャラ男」がA代表初選出だ!
日本サッカー協会は1月31日、親善試合ラトビア戦(6日、ホームズ)のメンバー23人を発表した。昨夏のロンドン五輪で活躍した大津祐樹(22=VVV)が初めて招集された。ドイツのボルシアMGからオランダに移籍した今季はコンスタントに試合に出場。当地での活躍がアルベルト・ザッケローニ監督(59)の目に留まった。
大津が13年の初戦に挑むザックジャパンに選ばれた。23人中ただ1人の初選出だ。ザッケローニ監督は「五輪での素晴らしい活躍もあった。右でも左でもトップ下でもセンターFWでもできる。手元(近く)で見たい」と理由を説明した。
ロンドン五輪では初戦のスペイン戦で決勝点。メキシコ戦では敗れたが豪快なシュートを決めるなど「ピッチでの思い切りの良さなどが魅力的だと思った」と認めた。3日にリーグ戦(アヤックス戦)が行われるため、合流は試合前日の5日になる見込み。強行日程の中でも、プレーを近くで確認したかった。
昨年2月24日のアイスランド戦には京都FW久保、MFでは鹿島の柴崎、名古屋の磯村が初選出されたが出番はなし。また11年6月のキリン杯ではMF宇佐美(当時G大阪)が初招集も、起用されなかった。「今回はこれまでの復習、コンセプトの共有をしたい」と言うように、メンバー選出の意図は明確だ。招集即、起用へのハードルは高いが、ザッケローニ監督は「ピッチで見てみたい。可能性があれば使いたい。メンバーのコンディションのバランスを考慮して、冷静に決断したい」とあらためて言った。
発表の夜にはブログで「A代表は小さいころから自分の目標であり、ひとつの夢でもあります。レベルの高い選手達とプレーできることは幸せなことです。参加するだけではなく、結果を残せるように頑張ります」と記した。層が厚い代表で与えられたチャンス。茶髪にピアスの「チャラ男」が、どんな仕事をするのか注目だ。【高橋悟史】

