アギーレ新監督率いる日本代表の初陣となる親善試合ウルグアイ戦(9月5日、札幌ド)、ベネズエラ戦(同9日、横浜国際)に、W杯ブラジル大会のメンバーから外れたヘルタMF細貝萌(28)の招集が明らかになった。

 無念のW杯ブラジル大会メンバー落選から約3カ月半、MF細貝が再び青いユニホームを身にまとう。ザックジャパンではチーム立ち上げ時から常にメンバー入りし、激しい守備で貴重なボランチの控えとしてチームに貢献してきた。W杯メンバー落選が決まった直後も、選出された選手を激励するなど、人間性への評価も高い。アギーレ監督は「90分間戦える選手を選びたい」と話しており、中盤で献身的に動き回り、闘志むき出しでボールを奪う細貝のプレースタイルは指揮官の意向に合致するはずだ。