札幌は26日、札幌・宮の沢で次節30日の鳥栖戦に向けチーム練習を行った。右太もも裏肉離れで戦列を離れていたDF奈良竜樹(18)が完全合流。戦術練習で汗を流した奈良は「体はもう大丈夫。パフォーマンスを見せて絶対に出たい」と5月26日の広島戦以来となるリーグ戦出場に意欲を見せた。

 9日のナビスコ杯神戸戦の試合前練習中に右太もも裏痛を訴え出場を回避、全治2週間と診断された。主力組から離れて別メニュー調整が続いたが「筋力トレーニングに充てる時間が増え、心と体をレベルアップする期間だったと思っています」とプラスにとらえている。「こんなに試合に出なかったのはユース時代以来。(試合に出るのが)楽しみです」と力を込めていた。