パリ五輪(オリンピック)の出場権を獲得した男子400メートルリレー(4×100メートルリレー)日本代表が決勝に臨み、38秒45(速報値)で5位となった。その後、イタリアが失格となり4位に繰り上がった。

決勝では、予選で激走したサニブラウン・ハキーム(東レ)に代わり、初代表の山本匠真(広島大)を1走に起用。2走以降は予選と同じく柳田大輝(東洋大)上山紘輝(住友電工)三輪颯太(慶応義塾大)が走り切った。

予選からはタイムを0秒35落としたものの、大学生3人とフレッシュなメンバーが冷静にバトンをつないだ。

男子400メートルリレーの日本代表は、16年リオデジャネイロ五輪で過去最高の銀メダルを獲得。前回の21年東京五輪は決勝でバトンミスがあり、失格となった。雪辱を期すパリ大会では、史上初の金メダル獲得を目標に掲げている。