世界9位の錦織圭(29=日清食品)が驚異の逆転勝ちだ。同23位のパブロ・カレノブスタ(スペイン)に、2セットダウンから6-7、4-6、7-6、6-4、7-6のフルセットとなり最終セットのタイブレークを10-8で制し、3年ぶり4度目のベスト8に進出した。試合時間が5時間を超える死闘だった。 この勝利で、28日発表の最新世界ランキングで7位以上が確定した。

錦織の次戦は23日、4強入りをかけ世界1位のノバク・ジョコビッチ(31=セルビア)と対戦する。

錦織の話 言葉を失うぐらい厳しい戦いだった。(最終第5セットは)どんな格好でブレークしたか覚えていないが、最高の戦いをみせることできた。