アーチェリーの日本代表が18日、東京・北区の味の素ナショナルトレーニングセンターでパリ五輪に向けた練習を公開し、夏季五輪で日本選手最多に並ぶ6大会連続出場となる男子の古川高晴(39=近大職)は「金メダルを目指す限り(強豪国の)韓国を倒して勝ち上がらないといけない」と頂点への思いを口にした。

男子は39歳のベテラン古川が24歳の中西絢哉(シーアール物流)と19歳の斉藤史弥(日体大)を引っ張る。「実績は誰よりも持っている自信はある。それを2人にうまく伝えたい」と語った。

女子は野田紗月(ミキハウス)が個人で五輪出場を決め、園田稚(早大)と上原瑠果(日本特殊陶業)の3人で臨む6月の最終予選で団体の出場枠獲得を目指す。野田は「挑戦者の気持ちで挑みたい」と目標を掲げた。