阪神電鉄が甲子園球場リニューアルの一環で検討している内外野天然芝化について、日本高野連が懸念を示した。田名部和裕参事(59)は2日、「内外野の天然芝化についてはまだうかがっていません」と前置きした上で、計画が具体化した場合の問題点を挙げた。
最大の懸念は、夏の全国大会で1日最多4試合、センバツでも最多3試合行う状況で、内野の天然芝を良好な状態に維持できるかということ。芝生の損傷回復には土のグラウンドより時間がかかり、同参事は「雨天でももう1試合何とかやりたいと思っても、試合続行などさまざまな面で制約を受け、運営が難しくなるのではないか」と話した。阪神電鉄本社とは今後に協議の場が設けられる予定で「建て替えにかける(電鉄本社の)熱意はよく理解しているので、いい答えが出るよう、よく話し合います」と話していた。
[2005/8/3/07:35 紙面から]