スマスマ紅白、大みそか独り勝ち
大みそかの視聴率争いは、SMAPの完勝だった。昨年12月31日放送分の瞬間最高視聴率が4日、明らかになり、NHK紅白歌合戦でSMAPが「Triangle」で大トリを務めた直後、採点に入った場面の50・1%(関東地区)が最高だった。スキウタ1位の「世界に一つだけの花」は46・0%、名曲メドレーで歌った「恋のマイアヒ」でも45・2%をマーク。民放2局が放送した格闘技も圧倒した。(視聴率はビデオリサーチ調べ)
NHKにとっては、神様、仏様、SMAP様だ。すべてはデータが示している。関東地区では午後11時34分、大トリ曲の「Triangle」が始まると、すぐに0・5ポイントアップ。演奏中は上がる一方で終了間際の同39分には48・6%に達した。勢いは止まらない。放送時間の関係で、流れのまま始まった同40分の採点(白組勝ち)で50・1%。2年ぶりに大台へ突入した瞬間となった。
一昨年の瞬間最高は、紅組で大トリを務めた小林幸子の47・1%だった。白組の最高は松平健の45・6%。今回はそのいずれも大きく上回った。
貢献ポイントは、ここだけじゃない。午後9時30分、第2部のオープニングで「世界に一つだけの花」が始まると、ニュースで32・7%まで落ち込んでいた視聴率は、グングン上昇。全員合唱で演奏を締めた同34分には46・0%。わずか5分間で13・3ポイントアップした。「1%で100万人」の視聴率換算から、約1330万人がSMAP見たさにNHKへチャンネルを合わせた形になる。
名曲メドレーでも、SMAPがリードした「恋のマイアヒ」がコーナー最高の45・2%をマークした。その勢いが、2年ぶりに豪華衣装を披露した小林幸子の46・2%へとつながった。
一昨年は「新曲を出していない」と出演を見合わせたが、異例の3曲披露でたたき出した数字でNHKへの大きな借りは返したと言える。この結果を予想したようにフジテレビ「PRIDE男祭り」TBS「K−1プレミアム2005 Dynamite!!」も、メーンイベントを松任谷由実の歌唱時間に合わせたが、SMAPがくぎ付けにした視聴者を十分に奪うことはできなかった。
文字通り「スマスマ紅白」の独り勝ち。番組終了直後、リーダーの中居は「次は持ち歌で3曲歌いたい」とジョークを飛ばしたが、今年の大みそかもSMAPが頼りになりそうだ。
[2006/1/5/06:49 紙面から]
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