ポーランドで屋根崩落、65人以上が死亡
ポーランド南部カトウィツェ近郊で28日午後5時半(日本時間29日午前1時半)ごろ、レース用のハトの見本市が開かれていた展示場の屋根が崩落、多数の来場者らが下敷きになった。AP通信などは地元当局者の話として、少なくとも65人が死亡、約160人が負傷したと伝えた。
現地からの報道によると、展示場内には当時、700人程度がいたとみられ、死傷者はさらに増える恐れがある。消防当局者は「建物の中には多数の犠牲者が残されているが、危険で救出できる状況でない」と指摘。別の当局者は、氷点下17度という低い気温のため「生存者がいる可能性はゼロに近い」と述べた。
警察は屋根に積もった雪の重みで崩れた可能性があるとみている。
ワルシャワの日本大使館は「これまでのところ、日本人がいたという情報はない」としている。邦人の出展はなく、カトウィツェ地区の日本企業2社の社員全員の無事も確認したという。
会場は縦約100メートル、横約150メートルで、屋根の中央部が突然、2つに割れて崩落した。
カトウィツェは首都ワルシャワから約300キロ南で、同市を含むシレジア地方は伝書バト育成やハトレースが伝統的に盛ん。見本市は27〜29日の予定で、ドイツやオランダなど欧州各国から120以上の業者がレース用ハトを出展していた。
[2006/1/29/19:51]
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