市原阿部、五輪予選に間に合う
右足の故障でU−23日本代表候補合宿から外れている市原MF阿部勇樹(22)が、3月1日から始まるアテネ五輪アジア最終予選に滑り込みで間に合う可能性が高まった。
市原の祖母井チーム統括部長は29日、阿部について「(別メニューから)練習に復帰まで10日から2週間でしょう」とコメント。チームは2月1日に本格始動し、同13〜23日まで熊本合宿を予定しているが「ウチの合宿よりも五輪代表に合流することになるでしょう。日本協会と連絡を取りながらになるが、(3月1日からの)UAEラウンドに間に合うと思う」と見通しを語った。
阿部は昨年11月、カタールA代表戦で右足で決勝FKを決めるなど、決定力があるボランチとして山本監督の評価も高い。しかし、昨年12月13日に右足第5中足骨を骨折し、同17日に手術。全治2〜3カ月の診断を受け、五輪予選出場は絶望的と見られていた。
それでもあきらめず、手術後は懸命なリハビリを重ね驚異の回復。この日の自主トレではランニングはもちろんボール回し、さらに右足で強烈なPK、FKを蹴れるところまで治っている。阿部も「痛みもありません。順調です」と表情は明るい。ただ、再発しやすい部位だけに焦りは禁物。阿部本人も十分承知しており「五輪予選に間に合う? 今は聞かないでください」。今は早期復帰に向けてリハビリメニューをこなすことに専念している。【岡本学】
[2004/1/30/08:19 紙面から]
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