<センバツアミーゴ・秋田商(監督)>
希望枠で出場した前回04年春は、佐藤剛士投手(広島)を擁して8強入りを果たした。小野平監督(56)はこの春、さらに上位を狙っている。甲子園で8度目の采配(さいはい)となる名将に抱負などを聞いた。
−−45年ぶり秋の東北を制しての代表ですが
小野「うちは中学時代軟式しか経験してない選手たちだし、夏につなげるためにも、秋の制覇をずっと目標にしていた。東北高の高井(ヤクルト)ダルビッシュ(日本ハム)の球を見たときはムリかな、とも思ったんだけど。プレッシャーもなかった希望枠の2年前と違い、今回は他の5県の代表という責任感を背負っている。東北のレベルの高さが認知された今、下手な試合はできない」。
−−今年のチームは
小野「甲子園で試合を経験した選手が7人いるし、潜在能力も高い。持ち味は打撃。1、2番が出て3番佐々木で必ず返したい」。
−−佐々木主将が3番なのは
小野「私は左打者を4番に置かない主義なんです。どんないい選手でも。左対左で4番がやられるとチームへの影響も大きい。4番が機能しないと」。
−−この冬の練習は
小野「今年は秋田も雪が多くてね。インフルエンザの流行もあって調整は遅れたが、雪の中、長靴をはいて多く走り込んできた。温暖なところではできない練習を取り入れようと。甲子園出発前にも(入試が早まり、時期が遅くなった)期末試験があるが、公立校として学校の活動を優先する。ハンディを受け入れ、その中で最善を尽くしている」。
−−今大会に向けて
小野「ベストの状態で臨みたいというのが1番の願い。昨夏は捕手、主将が故障し、投手までもが途中退場。悔いの残る甲子園だった。このセンバツで晴らしたい。まったくかなわない相手はいない。一番上に立とうという志をもって臨む」。【清水智彦】(おわり)
[2006/3/15/12:08 紙面から]
写真=シート打撃中、選手を集めて指示を出す小野監督(中央)
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