2019年に2つのラグビー世界大会が日本で同時開催される。日本障がい者スポーツ協会と日本ウィルチェアーラグビー連盟は25日、都内で車いすラグビーの「ウィルチェアーラグビーワールドチャレンジ2019」の開催を発表した。ラグビーW杯日本大会(19年9月20日~11月2日)開催期間中の10月16~20日に東京体育館で行われ、日本を含む世界ランク上位8カ国が出場する。

 会見に出席した車いすラグビー日本代表の池透暢は「15年ラグビーW杯での日本代表は大きな相手にすごいハートでぶつかり、自分は勇気をいただきました。その人たちと一緒に世界一を狙えるのは光栄。ラグビーW杯の熱に自分たちも乗っていきたい。世界のラグビーファンにウィルチェアーも注目してもらいたい」と話した。同席したラグビー日本代表の田村優も「日本にも世界にも大きなインパクトを与えるいいチャンス。ラグビーを一緒に盛り上げて、結果も残せるようにしたい」と意欲をかき立てていた。【首藤正徳】