世界ランク1位の高橋礼華(26)、松友美佐紀組(24=ともに日本ユニシス)が、マレーシアのフー、ウォン組を相手に21-16、18-21、21-9で勝ち、メダル獲得に王手をかけた。

 第1ゲームは日本ペアのリズムで、粘り強い展開で先手を取った。第2ゲームは松友のミスが重なり、競りながらも落とした。最終ゲームで立て直し、本来の実力を発揮して相手を寄せ付けなかった。高橋は「しっかり自分たちのプレーは出して終わらないとと思っていた。気持ちは切り替えられていた」と振り返った。

 メダルがかかる準決勝は日本時間16日の午後10時半から行われる予定。相手は世界ランク5位の韓国鄭、申組。5月に国・地域別対抗戦ユーバー杯で対戦した際は1-2で敗れている。高橋は「気持ちだけは負けたくない。ガツガツ来るペアなので、メダルよりはリベンジしたい」と雪辱を誓った。松友は「相手がガツガツ来るのはわかっている。楽しんでかわしていけたらな」と心待ちにしていた。