女子ダブルス準決勝で世界ランク1位の高橋礼華(26)、松友美佐紀(24=ともに日本ユニシス)は世界ランク5位の韓国のチョン・ギョンウン、シン・スンチャン組にストレート勝ちし、金メダルへ王手をかけた。第1ゲームは21-16で先取。第2ゲームも序盤からリードを保ち、21-15で勝ちきった。

 5月に日本で行われた日韓交流戦では2-0で勝利したが、直後の国・地域別対抗戦ユーバー杯では1-2と競り合いの末、敗れた。2人とも「苦手」と認めていた相手に対し、連動する攻撃の形を作り、圧倒した。松友は「強打でくる相手に思うようにさせないよう心がけた。自分たちがどんどん攻めることが出来た」。高橋は「2人で楽しく戦うことできた」と笑顔。余裕すら感じさせる戦いぶりで、リベンジを果たした。

 同種目の日本勢では12年ロンドン五輪銀メダルの藤井、垣岩組に続き2大会連続のメダル獲得となった。18日午後0時半(日本時間19日午前0時半)開始予定の決勝では、世界ランク2位の于洋、唐淵渟組(中国)、同6位リターユヒル、ペデルセン組(デンマーク)の勝者と顔を合わせる。