リオデジャネイロ五輪柔道男子60キロ級代表の高藤直寿(23=パーク24)が16日、出身地である栃木県下野市で開かれた壮行会に参加した。

 出席者から初出場での金メダルに期待の声が飛ぶなか、「勝って、なおかつ面白い、奇想天外な柔道をしたい」と堂々宣言。技のバリエーションの豊富さでは男子代表7人で1番、変則スタイル柔道家らしく、勝ち方、見せ方にこだわりをみせた。

 試合は初日の8月6日。今月31日にブラジルに出発するまでは国内で調整に励む。「(初出場で)五輪のことが分からないのは強み。いつも通り入れるように準備したい」と述べた。