男子49er級の牧野幸雄、高橋賢次組(トヨタ自動車東日本)が好調だ。

 出色だったのは、この日の4レース目となった第6レース。好発進して4番手で風上の第1マークを回ると、さらに順位を上げて2位でフィニッシュした。前半戦を総合5位という好位置で折り返し、牧野は「得意とする風が巡ってきている」と手応えを口にした。

 ロンドン五輪に続き同じペアでの出場。前回は18位に終わり、この4年間は雪辱の思いに燃えてきた。高橋は「もっといけるという気持ちがある。後半も出し切りたい」と力を込めた。