リオデジャネイロ五輪に出場する男子サッカー日本代表が21日、羽田空港から出発した。

 黄熱病の予防接種後、発熱が続いていたMF井手口の出国は、今日22日以降となった。状態を見極め、遅れてブラジルに向かう。20日のJ2を戦ったMF矢島と、トレーニングパートナーのGK杉本らは予定通り合流し、元気に出国した。残るメンバーでは経由地のロンドンでFW浅野、MF南野が加わる。FW久保はヤングボーイズの欧州CL予選3回戦の第1戦(26日か27日)後にブラジルに向かい、大トリ合流する。なお、井手口と出発直前に対面した手倉森監督は「アジア予選の前にも発熱で4日休んで優勝したから、今回も『4日休め』と言いました。これは吉兆なんじゃないかな」と笑い飛ばした。