リオデジャネイロ五輪サッカー男子で黒星発進した日本代表の手倉森誠監督(48)が、6日(日本時間7日)にブラジル・マナウスのアマゾニア・アリーナ行われた公式会見に出席した。

 4日の1次リーグ初戦を4-5の乱打戦の末に落とし、負ければ敗退が決まる翌7日の第2戦へ「守り方は若干の修正をしたい」と、守備のてこ入れに着手する模様。「ポジショニングを大きく変えないといけないような問題ではなく、選手個人個人のメンタルからくるものだな、と分析している。整えてやれれば、ゲームの中で修正できると踏んでいる」と説明した。

 コロンビアで警戒する選手の名前を問われると「点取り屋のグティエレス、パボン、ボルハ」を挙げた。オーバーエージ枠のグティエレスは、14年W杯ブラジル大会で得点をマーク。五輪では4日の初戦スウェーデン戦で先制ゴールを挙げている。日本の勝利へのポイントは、この試合も守備になりそうで「嫌らしい仕掛けの持ち主たち。自由を奪うような激しい守備が必要になる」と分析した。