日本は最終戦でスウェーデンに1-0で勝ち、今大会初勝利を挙げた。

 同時刻キックオフのもう1試合、ナイジェリア-コロンビア戦でコロンビアが勝ったため決勝トーナメント進出はならず、1次リーグ敗退となった。

 敗退を受け、手倉森誠監督(48)は「そういう運命は受け止めなきゃいけないでしょう。僕らが(決勝Tに)行けなかったことに関して、目標は絶たれましたけど、この谷間の世代といわれた選手たちが、世界で勝ち点をもぎ取れるようになってきた。そういったところは示せた大会になったのかなと思います。目標を掲げて、それに到達できなかったのは本当に申し訳ない。ただ、本当に(五輪に)出ることも危ぶまれたチームが、世界を経験した。これはまさしく、日本サッカー界の財産になると思っています。戦いぶりというところも相当改善された部分もありますから。日本サッカー協会としては、ロシア(18年W杯)にこのメンバーが加わっていければと思います」と前を向いた。

 最後に、選手たちに何と声を掛けるか?

 と問われると「本当『ありがとう』ですね。僕に付き合ってくれて。いい仲間でした」と感謝し、手倉森ジャパンとしてのリオでの戦いを終えた。