競泳のリオデジャネイロ五輪金メダル候補の萩野公介(21=東洋大)ら日本代表がスペイン・グラナダでの高地合宿を行っている。

 今回の高地合宿は5週間半の長期に及ぶ。初めて高地合宿を経験してから14年。平井コーチは、北島らの成功体験を基にシミュレーションし「いいとこ取り」をして今回の合宿プランを立てた。リオ入りしてから9日目に萩野が金メダルを狙う400メートル個人メドレーが控える。昨年世界選手権ではほぼ同じ日数でレースを迎えた星が金メダルを獲得。平井コーチは「自分のやり方はセオリーでないかもしれないが、過去に大きな失敗をしたことはない」と自信を持っていた。