池江璃花子(16=ルネサンス亀戸)が在籍する東京・淑徳巣鴨高ではパブリックビューイングが行われ、女子800メートルリレー決勝と100メートル自由形準決勝に在校生や保護者ら約200人が声援を送った。

 レースを終えると、スクリーン越しに池江へ大きな拍手が送られた。体育の授業で一緒だという榎本夕華さん(16)は生徒会4人で応援ボードを作って応援。「よく水泳のことはわからないけど、同じ高校生なのにすごい」とニッコリ。池江と同じクラスの園田かのんさん(15)も7日の100メートルバタフライ決勝後にLINE(ライン)で連絡を取ったといい、「帰ってきたらオリンピックの話をいっぱい聞きたい」と目を輝かせた。

 担任の佐久間千春さん(58)は真剣なまなざしでレースを見つめ、「連日で疲れがどうなっているのか心配になっちゃう」と思いやった。