仁川アジア大会で2連覇を狙うなでしこジャパン(FIFAランク3位)が30日、仁川市内の現代製鉄サッカー場で大会最後の練習を行った。

 翌10月1日の決勝は、3大会連続同一カードとなる北朝鮮(同11位)戦。準決勝まで格下が相手だっただけに、一気にレベルの上がる戦いを警戒。

 MF川澄奈穂美(29)は「シュートを浴びる回数も今までと違って格段に増えてくるし、かなり我慢が多くなると思う」。MF宮間あや主将(29)は「金メダルを取って日本に帰りたい」と連覇を誓った。

 決勝は午後8時キックオフ。前回10年広州大会の決勝は、DF岩清水梓(27)が決勝ヘッドを奪い1-0で北朝鮮に勝利。男子とともに初優勝を飾った。