サッカー日本代表の後任監督候補として、前アルジェリア代表監督のバヒド・ハリルホジッチ氏(62=ボスニア・ヘルツェゴビナ)が最有力候補となったことが23日、分かった。22日に行われた技術委員会で、現在どこにも所属していないフリーの監督を中心に人選を進めることを確認した。

 日本サッカー協会の大仁邦弥会長はこの日、成田空港からインドへ出発した。「昨日(22日)の夜に霜田から連絡があった。だいぶ進んでいる。進んでいることは間違いない」と笑みを浮かべながら話した。報道陣からの「一本化か」には、「それは申し上げられない」と語り、霜田氏の再渡欧には「まだ決まっていない。私が出張から帰ってから話そうということになった」と明かした。帰国する明日25日以降に、技術委員会の総意を霜田氏から聞く予定。