日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(62)が16日、東京・JFAハウスで2日連続のスタッフ会議を約2時間にわたり実施した。霜田正浩強化担当技術委員長(48)は新監督について要求が厳しく、緻密だと明言。親善試合チュニジア戦(27日、大銀ド)、ウズベキスタン戦(31日、味スタ)に向けたメンバー発表を19日に控え、日本再建のため「ハリル流」を注入する。

 右膝痛を抱えるDF内田篤人(26=シャルケ)、右太もも裏負傷のため復帰途上のDF長友佑都(28=インテルミラノ)の招集が濃厚となった。霜田委員長はこの日「(所属クラブに)招集レターを出しているが、ダメと言われてないので大丈夫だと思います」と明言した。自身の哲学を早めに浸透させたいハリルホジッチ監督が故障者の招集も希望しており、日本協会も普段なら招集が微妙な状態の2人にもレターを送付していた。