7度目の女子W杯は、足元にも注目だ。これまで代表活動期間中の選手は、日本サッカー協会と契約しているアディダスのスパイクを着用してきた。今大会からは、選手が自由にスパイクを選べることになった。代表メンバー23人が使うメーカーのトップ3は、ナイキ8人、アディダス7人、プーマ4人となっている。

 MF川澄奈穂美(29=INAC神戸)は、子どものころからプーマ一筋だった。他のメーカーを試そうとしたことはなく、自然と好きになった。ある時、父守弘さんから「(横浜FCのFW)カズさんが好きだから、奈穂(川澄)にプーマを履かせたんだよ」と言われたという。「やっぱり慣れているものの方がいいですね」と笑った。

 大儀見は、ナイキを愛用している。「今までの中で一番フィットするものが使える。かなりプラスになると思います」。選手それぞれが“相棒”と出陣する。