なでしこジャパンの鮫島彩が後半17分に左MFに投入され、いきなり決定機をつくった。

 パスを受けて左サイドを一気に持ち上がり、中央へ鋭いクロス。得点にはつながらなかったが、自慢の俊足が光った。

 スーパーサブ的な存在の岩渕が右膝を痛めているため、試合の流れを変える切り札として試された。

 サイドバックが本職の鮫島は「自分は仕掛けるのが好きだし、チームに貢献したい」と力強く話した。