日本守備陣はイングランドのロングボール主体の攻撃に苦しんだが、PKによる1失点のみと踏ん張った。

 DF岩清水梓は「それしかないと分かっているけど、徹底してやってくるから嫌だった」と、勝利に安堵(あんど)感を漂わせた。

 大柄な相手には、なかなか競り勝てない。背後を突かれないよう普段より自陣深くで待ち構えてはね返した。

 「中盤が少し広がって、頑張ってもらっちゃった」と頭をかく。それでも一丸でつかんだ白星に「ある意味『らしい』試合だった」と笑った。