前回王者の日本が、初戦で逆転負けを喫した。開始3分で代表デビューのFW武藤雄樹(浦和)が先制弾を決めながら、後半に2失点。

 ハリルホジッチ監督は「分析するのは簡単だ。(日本は)フィジカル的にまだ十分ではなかった」と振り返った。

 さらに同監督は「かなり決定的なチャンスはあったが、仕事を仕切れなかった。(一方で、北朝鮮は)2メートルくらいある選手が、2つの決定的な場面で試合を決めた」と分析した。

 今大会は国内組だけで編成され、Jリーグはシーズン中。連戦の疲れなどから、ハリル監督は何度も「しっかり見せたとは思うが、フィジカル的な問題で制限されてしまった。選手は疲れていた。忍耐が足りなかった」と疲労が敗戦に影響したことを繰り返した。