日本サッカー協会は27日、東京・JFAハウスで9月のW杯ロシア大会アジア2次予選2試合(9月3日・カンボジア戦、同8日・アフガニスタン戦)を戦う日本代表メンバー23人を発表した。

 GK川島永嗣(32)が落選した。欧州組も含めたメンバーで組まれる日本代表に川島が呼ばれないのは、08年9月のバーレーン戦以来、実に7年ぶり。昨季限りでスタンダール(ベルギー)を退団した後、欧州でのプレーを希望してはいるが、移籍先が決まっていない。10年W杯以降、長く日本の正GKを務めるだけに、ハリルホジッチ監督は「所属先が見つからないのは驚き」と話した。西川ら国内組GKが代役候補になるが「この5年、川島が先発しているので、心理面での準備はかなり必要になる」と後を継ぐ難しさを強調した。