日本代表は2日、W杯アジア2次予選カンボジア戦(3日、埼玉)に向けて試合会場で非公開の前日練習を行った。

 GK西川周作(29=浦和)が、聖地での初スタメンに奮い立った。カンボジア戦に先発することが確実となり「慣れ親しんだホームでW杯予選があり、プレーできることを誇りに思う」。所属する浦和のホーム埼玉で、代表として先発するのは初めて。出場も、ザッケローニ監督の初戦だった10年10月8日アルゼンチン戦以来だ。当時はGK川島が負傷したため後半40分から途中出場。今回は川島が外れて回ってきたチャンス。「メンバー発表の時点から、自分が結果を残さないといけないと思っていた」と責任感を高めてきた。東アジア杯も含め公式戦4戦勝ちなしだが「逆にチャンス。無失点で悪い流れを断てば、いい形で敵地に乗り込める」と燃えた。