リオデジャネイロ五輪出場を決め、U-23(23歳以下)アジア選手権(カタール)を制した同日本代表の手倉森誠監督(48)が、なでしこジャパンの五輪出場を後押しする。5日、宮崎でJ2徳島と宮崎産経大との練習試合を視察。会場でアベック出場のかかる2月末からの女子代表のアジア最終予選について「どこかで行きたい。来るなと言われなければ(笑い)」と“応援団長”として大阪入りするプランを口にした。

 五輪出場を決めアジアの頂点にも立った。Jリーグの宮崎キャンプ視察を開始した4日には仙台の自宅を出る際、遅刻しそうになったが偶然タクシーが目の前に止まって遅刻を回避。「まだ奇跡は続いているのかも。今は御利益あると思う」と自負する指揮官がなでしこを後押しする。

 メダル獲得を目指す五輪開幕までちょうど半年。「毎日よく食べて、普段通りです」とドッシリ構えていた。