サッカー女子のリオデジャネイロ五輪アジア最終予選(29~3月9日・大阪市)に臨む「なでしこジャパン」候補の合宿6日目が18日、沖縄・中城村で行われた。

 合宿最後の実戦となる約40分間の紅白戦では、基本の4-4-2以外のシステムをテスト。1点リードしている場面を想定した5-4-1の守備的布陣と、点を奪う場面を想定した3-4-3の攻撃的布陣も試した。

 MF阪口夢穂(28=日テレ)は「シミュレーションができたのはよかった」としながら「しっくり来ていない部分もある」。DF鮫島彩(28=INAC神戸)も「ラインの設定などもう少し詰めていかないといけない」。基本システム以外の連係は、22日開始の大阪合宿への課題となった。

 大阪合宿のメンバーは19日に、最終予選メンバーは25日にそれぞれ発表される。