U-23(23歳以下)日本代表の手倉森誠監督(48)が、故障者の五輪メンバー入りに手応えをつかんだ。

 18日、J3のC大阪U-23と東京U-23戦(金鳥スタ)を視察。左足第5中足骨骨折で離脱していたU-23代表候補の東京DF室屋成(22)が復帰後初先発し、右サイドバックで後半16分までプレーした。同監督は「あとは連戦ができるかどうか。名乗りを上げてきた」と笑顔。29日の親善試合南アフリカ戦(松本)に招集する考えで、室屋も「体のキレは戻ってきている」と話した。左膝内側側副靱帯(じんたい)損傷で離脱中の神戸DF岩波についても同監督は「計算に入れている」。また、南ア戦はオーバーエージ(年齢制限外)は招集しない方向だ。