日本サッカー協会の川淵三郎キャプテン(71)が16日、成田着の日航機でW杯アジア3次予選タイ戦を視察したバンコクから帰国した。13日には現地で日本代表の練習も視察。「日本語で(岡田監督と選手が)コミュニケーションを取れるので、(選手の戦術)理解度も高まるのではないか。練習にもいい緊張感があった」と、チームの成長を肌で感じた。

 9月からの最終予選を前に22日には3次予選最終バーレーン戦(埼玉)が控える。「監督が(3月に敗れた)雪辱したいという気持ちを持っている。ファンも期待している。バーレーンとは最終予選で同じ組になる可能性もあるし、しっかりたたく必要がある。(岡田監督の頭の中には)雪辱というより、そっちの意味合いが大きいのではないか」と話していた。