日本代表FW大久保嘉人(神戸)が国際サッカー連盟(FIFA)から科された3試合の出場停止処分の処分対象が不透明だった3試合目について、FIFA理事の小倉純二・日本協会副会長は19日、対象はW杯アジア最終予選初戦になるとの見解を示した。

 大久保の出場停止試合の対象は、14日のタイ戦と3次予選最終戦となる22日のバーレーン戦以外の残りの1試合が、オーバーエージ枠で参加する可能性がある北京五輪男子の1次リーグ初戦か、アジア最終予選初戦かが分からなかった。

 また日本協会はFIFAから罰金5000スイスフラン(約52万円)を科されたとしていたが、田嶋幸三専務理事は罰金の対象が大久保個人であると明かした。大久保は裁定の経費1000スイスフラン(約10万4000円)も支払う。