日本サッカー協会は12日、都内で理事会を開催して日本代表をサポートする技術委員会の組織再編を承認した。現状の技術委員会のトップとなる技術委員長の役割をA代表、五輪代表を支える強化担当、それ以外の各年代の代表を支える育成担当に分離。強化担当技術委員長に原博実氏、育成担当技術委員長には、現技術委員長の小野剛氏が就任することが決定した。

 また両技術委員長を束ねる技術本部長に、大仁邦彌・日本協会副会長が就く。原氏は日本協会を通じて「日本サッカーの発展、向上のために自分のこれまでの経験と力を最大限に生かし、精いっぱい、取り組んでいきたい」とコメントした。

 またU-18(18歳以下)日本代表監督に布啓一郎氏、U-15(15歳以下)日本代表監督に吉武博文氏が就任することなども承認された。