日本協会の小倉純二会長(72)が28日、U-17女子W杯で準優勝した日本代表を出迎えた。この日、欧州でのW杯招致活動から帰国した小倉会長は、約2時間後にトリニダード・トバゴから帰国する「リトルなでしこ」のために成田空港で待機。吉田弘監督(52)は古河電工部長時代のエースFWだっただけに「感動させてくれたし、本当にうれしい。いくらでも待ちますよ」と話した。選手に花束を渡した後は、協会として選手全員に準優勝の記念品を贈ることも約束した。

 年代別の代表チームを会長が直々に出迎えるのは異例。女子サッカーに熱心な小倉会長らしいが、選手やスタッフもVIPの歓迎に感激。日本協会女子部の中村修三部長(51)も「女子サッカーのことを考えてくれて、ありがたい。選手たちにも、いい記念になったはず」と感謝していた。