<U-17W杯:日本3-1アルゼンチン>◇1次リーグB組◇24日(日本時間25日)◇メキシコ・モレリア

 日本がアルゼンチンを3-1と破り、B組1位で93年の日本大会以来9大会ぶりに決勝トーナメントに進出した。前半4分、川口尚紀(新潟ユース)のシュートのこぼれ球を、プロ野球解説者高木豊氏の三男高木大輔(東京Vユース)が左足で押し込み日本が先制。同20分にはCKから植田直通(大津)がヘディングシュートを決め、2点リードで前半を終了。アルゼンチンに退場者が出た後の後半29分には相手のミスからチャンスを作り、秋野央樹(柏ユース)が決めた。同42分には選手交代直後のスキを突かれて約40メートルのロングシュートを決められたが、2点差を守りきった。日本は2勝1分けとし、ジャマイカと1-1で引き分けたフランス(1勝2分け)を抜いてトップで1次リーグを突破。29日(日本時間30日)の決勝トーナメント1回戦で各組3位の上位チームと戦う。

 93年大会は中田英寿、松田直樹、戸田和幸らが代表で、1次リーグを1勝1分け1敗で突破したが、準々決勝でナイジェリアに1-2で敗れている。