<W杯アジア3次予選:日本0-1北朝鮮>◇C組◇15日◇金日成競技場

 日本はタジキスタン戦から6人の先発を入れ替えた。北朝鮮は立ち上がりから球際の激しさを前面に出して攻勢に出た。前半6分にはFW鄭大世がロングシュートで枠をとらえたが、GK西川がはじき出した。日本は同18分、MF中村が最初のシュートを放つも大きく枠外。以降も北朝鮮に押し込まれ、終始守勢のまま0-0で前半を終えた。

 後半に入っても北朝鮮の勢いは止まらない。同5分にFKから頭でつなぎ、最後はMFパク・ナムチョルが頭で押し込んで先制点を奪った。日本は同17分にDF内田をMF中村に代えて投入し、システムを3-4-3に変更。北朝鮮に退場者がでて、FWハーフナーを途中出場させてパワープレーに出たが、得点は奪えず。そのまま0-1で試合は終了し、ザックジャパン初黒星となった。