欧州に遠征しているサッカー女子の日本代表「なでしこジャパン」は29日午後5時45分(日本時間30日午前0時45分)から、ミュンヘンでドイツ代表と国際親善試合を行う。

 なでしこジャパンの佐々木則夫監督は記者会見に同席した宮間あや(岡山湯郷)を守備的MFで先発させると明言した。

 ドイツ戦と、3連覇の懸かる7月の東アジア・カップで主将を任せる考えも明らかにした。

 ロンドン五輪以来の復帰となった20日のニュージーランド戦は退場処分を受け、イングランド戦は出場停止。

 28歳のMF宮間が「サイドチェンジで揺さぶりながら、決定的なパスを出したい」と話すと、佐々木監督はすかさず「パスだけでなくミドルシュートも狙ってほしい」。宮間は「そうします」と笑顔で応じた。