なでしこジャパンFW大儀見優季(26)が27日、所属するチェルシーの今季最終戦を戦うため、英国へ旅立った。なでしこのメンバーとしては22日(長崎)26日(フクアリ)に戦ったナイジェリア戦が最後。成田空港で今年の代表での活動を振り返った。

 大儀見は、結果(勝敗)には表れない部分でさまざまなことを試せた1年だったと説明。「新しい選手も良い選手が出てきていると思いますし、今いる選手に危機感みたいなものを持たせるきっかけにもなったと思う。全員がもっと競争意識をもって成長していかなければと思いました」と意欲を示した。

 大儀見はチェルシーでのシーズン終了後、オフは日本でのトレーニングを計画。来年1月末から再びチーム練習に合流する。一方、なでしことしては3月のアルガルベ杯(ポルトガル)を経て、5月にはベトナムでアジア杯(15年W杯カナダ大会予選)が控えている。