日本サッカー協会の原博実専務理事は30日、6月開幕のワールドカップ(W杯)に出場する日本代表が、ブラジル入り前にキャンプをする事前合宿地を2月中に決める方針を示した。

 既に候補地は絞り込んでおり、2月上旬に再来日するザッケローニ監督と最終調整する。原専務理事は、米国や欧州を候補地域に挙げ「時差調整と暑熱対策を同時にできる場所であればいいが、近くに練習試合ができる相手がいるかという問題もある」と語った。

 日本は5月27日に埼玉スタジアムで行われる壮行試合後に事前合宿地入りする。6月14日の1次リーグ初戦、コートジボワール戦の1週間前をめどにブラジル国内の拠点イトゥに入る予定になっている。