オーストラリア遠征中の日本代表は9日、アジア杯・1次リーグ初戦となる12日パレスチナ戦に向け、試合会場のニューカッスルで練習を開始した。冒頭15分間だけ練習を公開。ウオーミングアップでは本田、岡崎、香川、遠藤、今野の5人がグループを作ってパス回しをこなした。

 この日から大会が開幕したことで、エースFW本田圭佑(28=ACミラン)は「いよいよだなという気持ちです。12日(の初戦)に100%に持って行きたいですけれど、今はまだ6、7割くらい。(オーストラリアは)暑いですからね。もう少し慣れるのに時間がかかる」と話した。

 さらに遠藤、香川ら中盤の選手との連係面について、本田は「彼らが(ボールを)持った時に1番、得点率が高くなる。前線の3人は、彼らがボールを持った時に、どこに位置しているか。そこにボールが入るという時に、いいポジションを取っていないといけない」とイメージを高めた。