日本代表のFW本田圭佑(28=ACミラン)が、母校星稜高の初優勝を喜んだ。自身のPK弾などで4-0で大勝したアジア杯・1次リーグパレスチナ戦後に、うれしそうに語った。

 「生徒たちにはおめでとうと言いたい。大半の生徒は卒業後にプロないし、大学生になると思う。大学に行けば、プロになるために4年間、頑張ってもらいたい。優勝したことに価値がある。長年、優勝したいと本当に願っていた。星稜に関わる全員が、願っていたことです」。

 自身のゴールを忘れるかのように、後輩たちへ、熱い言葉を贈った。

 この日のパレスチナ戦は、終盤にFW豊田との「星稜コンビ」を組む場面もあった。本田は「星稜の卒業生として、結果を出すことが恩返しになる」ときっぱり。アジア杯での2連覇への意欲を示した。