岡田ジャパン初選出が確実だった浦和DF闘莉王が左太ももの肉離れで無念の戦線離脱となった。11日の練習でダッシュした際に痛めていたもので、13日と14日に精密検査を受けた。タイミングの悪い離脱に「非常に心が痛い。仲間が代表で必要としている時にいられずに残念」と肩を落とした。最低でも復帰までには2~3週間は必要。昨年12月のクラブW杯準決勝(ACミラン戦)でも肉離れした古傷でもあり、慎重なリハビリが必要となりそうだ。

 闘莉王は今日15日の名古屋戦に向けた14日の非公開練習にも不参加。試合帯同メンバーに入らず、リハビリに専念した。チームも開幕戦で横浜に0-1で完敗し、ホーム開幕戦は重要な試合だけに「こういう時期に外れるのは嫌だけど肉離れは肉離れ。何が大事なのかスタッフと話して決めたい」と落ち込んでいた。