日本代表の岡田武史監督(51)が1日、Jリーグの視察に一区切りをつけたことを明かした。開幕直後の「全チームを見る」という宣言を、4月29日の東京戦で大分を見て完了。1日東京・文京区のJFAハウスで行われたスタッフ会議ではコーチ陣の視察報告も受け「特に新しい選手の話は出なかった」と、4月21日からの代表候補合宿を含め、過去に招集された選手の中から絞り込んでいくことを明らかにした。

 今後もJリーグの視察は続けるが「選手のコンディションやケガの状態を見ること」が狙い。3、6日の視察予定についても「天気を見て考える」という。「まだ何人か競争になりそうなポジションの選手はいる」としながらも、具体的なポジションについては「秘密です」。選手見極めを終え、岡田ジャパンは次の段階に進む。